今年度赴任してきた副校長が、前の学校でホームページによる情報発信を積極的に行っていた。それを本校でも行いたいと、私に相談をかけてきた。
本校のホームページはHTMLを編集してFTPで転送するという一番クラシックな運用方法だ。静的になページであればHTMLの知識さえあれば何でもできる懐の深さはあるものの、それなりの知識と経験がないと運用ができない。それなりにシンプルにセンス良くデザインされていて、これを変えようという要望がこれまでなかったのであえて手出しをせず、スタイルを変えずに運用してきた。それを根本からかえることになった。
既に県内の学校関係のホームページはNetCommonsというシステムで運用することが推奨されていて、特に義務教育ではほとんどがNetCommonsによる運用だ。それを本校でも取り入れることにした。これを使うことで、掲示板やブログに記事を書き込む要領でホームページを運用することができる。6月の初めからそのNetCommonsへのホームページ移設作業を行っていて、いよいよ昨日公開となった。完全リニューアルすることもできたのだが、サイトデザインの制約もあったり、新しいコンテンツが急に増えたわけでもなかったりしたのでサイトのデザインはこれまでのものをなるべく引き継ぐようにしてみた。
運用を始めて、さっそく副校長が学校行事のニュースなどをどんどん掲載している。記事を書いてくれる人さえいれば、活気あるサイトにすることができるので、他の職員にどう働きかけていくかが今後の課題だと思う。