2015年9月22日火曜日

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

連休なので映画の一つでも観ようと思った。
ちょうど昨晩、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の実写版をテレビで放映していた。リアルな人間が演じるとやけに重苦しい話だなと感じて、ちょっと見ただけで止めてしまった。そういえば、これ、アニメでやっていたのを見たことがあるような、無いような。
探してみたら劇場版があったので、それを見てみることにした。泣けた。この歳になって、恥ずかしながら、アニメを見て泣くとは。ウエブサイトを見ても確かにこれは泣きアニメらしい。うー、まんまとやられたなぁ。もともとは全11話のテレビアニメで、この映画版を見ていても、ここに出てこないいろんなエピソードがあるんだなということは感じられたが、逆にこれを11週で放映されても精神的に参ってしまうぐらい重い話だとも感じた。100分足らずの劇場版で自分にはやっと持ち堪えられたように思う。
みんな大なり小なり様々な後悔と葛藤を抱えて生きているんだよね。歳をとるとそんなことも忘れてしまう。それを気付かされた作品だった。