YouTubeの岡田斗司夫チャンネルで「パシフィック・リム」という実写ロボット映画が熱く語られていた。連休で天気も悪いことだし、調べてみるとAmazonPrimeビデオでサブスク公開されているので見てみることにした。映像をしっかり見たかったので、音声は吹き替え版にした。
なかなか面白かった。日本のロボットアニメや怪獣映画を下地に、ストーリーをアルマゲドンのようなハリウッドSF仕立てにした「努力・友情・勝利」の物語だった。監督のギレルモ・デル・トロが日本の特撮やアニメへの造詣が深いことがよくわかる。実写ロボットものでありながら違和感や不自然さをほとんど感じさせない、日本のロボットアニメを超豪華に作った作品を見させてもらったという感じだ。
「ロケットパーンチ」には笑ったし、芦田愛菜がこんなところに出てたのか、という発見もあった。 カイジューの口が大きく裂けるのはビオランテを彷彿とさせたし、原子力を使うことで放射線で被爆することからも目を逸らさずに描いているところは好感を持てた。
この映画の続編があるらしいが、あまり評判が芳しくないようで観るのは保留しておこうと思う。