○プラネテス(再放送)
NHKらしい、真面目に作られた科学アニメ。魔法とか超能力とか未知との遭遇とかない分、少し未来の世界を覗き見ている感じが楽しかった。
続いて、今期クール読み切り作品
◎古見さんは、コミュ症です。
いろいろと詰め込まれた、学園ラブコメ…と言えばいいのかな。絵はきれい、ストーリーは緩急があって楽しめる。1期がネットフリックス限定で見れないのが残念、何とか見る方法は無いものだろうか。
◎くノ一ツバキの胸の内
「からかい上手の高木さん」3期が良かったのでその勢いで同じ原作者のこの作品も期待していた、CloverWorksだし。とにかく登場人物がみんな可愛くて作画がきれいだった。くノ一の里の日常系アニメで、登場人物のキャッキャウフフに癒された。
○パリピ孔明
今期のダークホース。異世界転生と戦略とアイドル育成をミックスさせた、ワクワク感がたまらない作品。色々とぶっ飛んだ戦略も、あの伝説の「諸葛孔明」なら実現させるんじゃないかと思わせるところが良い目の付け所だったと思う。
○社畜さんは幼女幽霊に癒されたい
言ってみれば、幼女幽霊達がバタバタするだけのお話で、新キャラクターが登場するぐらいしか話は進まないし、作画は雑だし、ナレーションの“今週の「可愛い。」”も違和感があるし。でも、なんだか切らずに最終回まで見てしまった。これが、癒し?
◎阿波連さんははかれない
まずは「あはれん」が読めなかった。最初は「ライドウ」の行動も女子に対してちょっと無自覚すぎないかと違和感を覚えた。ただ、話が進んで阿波連さんが「人との距離感がはかれない」特性を持つワケアリ女子という設定が馴染んでくると、日常系ラブコメとして楽しめた。最後の方に出てきた妹と弟はやりすぎな感じはあるけど。
色遣いがビビッド過ぎて最初は見るのを控えていたが、一度見始めると「オトコマエ」な彼女の行動と乙女心のギャップにやられてしまった。彼氏(和泉くん)の「不幸体質」という設定はご都合主義すぎて、違和感があるのだが、式守さんの心の揺れはなかなかキュンとくるものがあった。後半の狼谷(かみや)さんとの絡みやリレーで頑張る八満(はちみつ)の話など、いい青春ドラマだなと思わされた。
そして、今後も期待の2作品
◎SPY×FAMILY
放送前から期待が高く、その期待にしっかり応えてくれた作品。製作費もそれなりにしっかり掛けていそうで、脚本、作画、音楽、声優など全てにおいてハイレベル。秋に始まる第2クールが実に楽しみ。
◎サマータイムレンダ
謎解きを楽しむミステリーサスペンスかと思っていたら、いつの間にか時間ループSF作品になっていた。二期では音楽まで「シュタインズ・ゲート」ぽくなってしまっている。これからどう展開するかわからないので、Youtubeの深読み解説動画などの助けを借りて見るという新しい視聴スタイルが身についてしまった。