最後まで観たのは以下の18本、これぐらいだったらそれほど無理した感じは無い。どれも原作知らずに観ているので、新しい発見と驚きがある。昨今の傾向で、きちんと完結せずに終わってしまったり間をおいて次クールへの継続されたりする。きちんと連続12話とか24話で心残りなくスッキリ終結させてほしいものだ。
この歳になってラブコメでこんなにドキドキするとは思わなかった。演出も映像効果もドラマチックだった。また、主題歌の「斜陽」(ヨルシカ)が、数年前、ボカロランキングを席巻していたn-bunaの楽曲そのもので実に心地よかった。
◎【推しの子】
この作品も1クールだったのかと、昨今のアニメ業界の世知辛さを感じた。事前の評判からすると「SPY×FAMILY」並みの期待度と気合だったと思われるのだが、11話のエンディング後に「2期制作決定」と誇らしげに差し込まれるのを素直に喜べなかった。サスペンスとしてストーリーに引き込まれたし、作画は安定の動画工房。登場人物の独白が多いのは原作のテイストなんだろうな。緩急があって楽しめた。2期にも期待大。
◎スキップとローファー
最初、絵柄が雑な気がして観るのをためらっていたが、評判に後押しされて観てみたらなかなかほっこりする作品だった。これが「青春」ってやつだなぁ。みんなが悩みや葛藤を抱えながら、もがきながら成長していく。大人はは押し付けるんではなく支えてやらなければ。
◎天国大魔境
二つの世界(時系列)がどのように絡んでくるのか、ワクワクしながら観ていたが、それがようやく見えてきたところで終わってしまった。この二つの世界が収束する所まで見せてもらいたい。続編(二期)を切望。
◎Dr.STONE NEW WORLD(第3期)
1期ほどの衝撃は無いものの、科学の知識でサバイバルと冒険をしていくスタイルはこの作品ならではの魅力だ。分割2クールで今期の問題の解決の糸口が見えたところでアオズケになってしまった。待とう。
◎山田くんとLv999の恋をする
現代のおとぎ話ラブコメ。二人を応援したくなってしまう。ゲームで結びつく新しい人間関係が自然に描かれていて今どきの若者の話だなぁと、感心した。
何だかよくわからんが、凄まじいパワーを感じるアニメだった。アニメとCGとドット絵が上手く馴染まないまま強引にストーリーを引っ張って行っている。テーマも深いような浅いような、とにかく目が離せない作品だった。あと、OP主題歌が萌えた。AI合成歌唱かと思うほどあざとい歌声だった。
○贄姫と獣の王
事前の評判とか何もないまま、見てみたら飽きずに続けて見られた作品。物語の大筋はありきたりではあるが、キャラクターがそれぞれ立っていて安心して楽しめた。
○機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2
ガンダムはやっぱりSF皮を被った政治アニメなんだなぁ。人間関係と組織の利害が複雑に絡んでいて正直よくわからないまま見ていた部分もあった。ただ、最後はきれいに終結してほっとした。もっとシンプルで楽しめるロボットSFの方が個人的には好き。
○君は放課後インソムニア
純愛×青春、トラウマを抱えて不眠症(インソムニア)になった二人が出会い、前を向いて歩きだす話。イイハナシダナー…
○この素晴らしい世界に爆焔を!
「このすば」の前日譚として、めぐみんとゆんゆんの二人の関係を中心に、ドタバタを楽しむことができた。作画がちょっと残念なところがあるのは、「このすば」シリーズだからということで許容。
○トニカクカワイイ 第2期
新婚ラブコメアニメ。とにかくニヤニヤしながら見ていればよい。物語の根幹にかかわる司ちゃんの正体について、思わせぶりにチラ見させながらばらさない辺りが構成の上手い所。
○魔法使いの嫁 SEASON2
これも分割2クールなのか、続きが放送される頃には全クールの内容を忘れていそう。
○江戸前エルフ
転生と日常系ほのぼのコメディの融合で、独特の世界観が描かれていた。ほのぼの癒し系の作品。
○カワイスギクライシス
ひたすらペットが可愛いというのをドタバタコメディーにした作品。ペットの飼い主からすれば、あるあるの連続だが、我が家に猫がいなかったらきっと見向きもしなかっただろう。
○女神のカフェテラス
ハーレム設定が鼻につく作品だったが、何となく目の保養に。これって結局ギャルゲーのPR動画だったというのが結論。
○デッドマウント・デスプレイ
これも分割2クールだ。特に何が良いというわけではないが、何となく見続けてしまった。続きをぜひ見たいというほどでもない。
○青のオーケストラ
これも2クールかな。NHKらしい、真面目な作品。コスト削減のためか、演奏シーンがCGになるのが何だか残念。