我が家で(主に私が)使っているSynologyのNAS DS-115jのHDD残り容量が1割を切って警告が出るようになった。このNASには2TBのHDDを入れていたのだが,写真や音楽をどんどん突っ込んでいたら、一杯になってきたのだ。ネットで調べてみたら、このNASは6TBまで対応しているようなので、とりあえずHDD交換してみることにした。NASそのものの調子は悪くないし、HDDだけの投資で容量が増えるのであればそれに越したことはないと思ってのことだ。Synologyのサイトには以下のように記してあった。
1ベイモデルの場合:
- Synology 製品の電源を切ります。
- 内蔵 HDD をより大きな容量のものに交換します。
- Synology 製品の電源を入れます。
- システムを再インストールします。
- 外付けハード ドライブ ケースを使って、交換した HDD を USB または eSATA ポートに接続します。
- 交換した HDD のデータを新しい HDD にコピーします。
- 交換した HDD を取り外します。

HDDとドライブケースが必要らしいので、IO DATAの外付けHDDを買ってきた。このHDD(ケース)の殻割りが大変で、無理やりケースを開いたらほぼ破壊状態になってしまったのはご愛敬。
「これでほんとうに大丈夫なのか?」と思いつつ、書かれている通りにやってみたものの、案の定、各種設定は全く引き継がれない。そりゃま、新しいHDDでシステムを再インストールしたら、データをコピーしただけじゃ古い設定を勝手に取り込んではくれないよな。とりあえず、HDDを元に戻して、DiskStationマネージャに、使えそうな項目が無いか調べてみた。コントロールパネルの中に「設定のバックアップ」というのがあったので、それで「コンフィギュレーションをバックアップ」し、再びHDDを交換して同じメニューから「コンフィギュレーションを復元」したところ、ユーザとアクセス権情報が復帰できた。あとは、現在外付けUSBHDDになっている旧HDDから新しい内蔵6TBHDDにデータをコピーして、何とか元通り使える状態になった。残念ながら、NASに接続している外付HDDの共有設定やバックアップ設定まではリストアされていないようなので、その設定はあらためて行わなければならないだろう。
次は、バックアップ用に接続していたHDD(3TB)を交換して新しいバックアップHDDを作る作業を行う予定。実は、あまり調べずに8TBのベアドライブを買ってしまっていて、その後、公式にはDS-115jは6GBまで対応ということを知ったものだから改めて6TBを買ったのだった。IO-DATAのHDDケース(IF基板)が8TBに対応しているかどうかはまだ未確認、ま、ぼちぼちやってみよう。
《追記》
格安で購入したSeagate BarraCuda ST8000DM004 \14,079 は、データ転送の途中で止まったり、その後、フォーマットもエラーが出たりして調子が悪かった。ショップの初期不良対応期間2週間が過ぎていたため、メーカーサポートへ連絡したら「症状をお伺いした限り故障と存じます。」との回答で、商品交換となった。ところが、日本の代理店に送料こっち負担で送って、そこからベトナム工場へ転送し、工場から直接配送になるという手続きなんだそうだ。結局、手間も暇も送料も掛かってしまった。対応は悪くなかったが、地元のPCショップでもう少々高くで買った方が良かったなぁというのが現在の心境。送られてきたHDDは、IOデータのHDDケースに収めて正常に稼働しているので、ま、結果オーライで私の経験値もちょっと上がったと前向きに考えよう。
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