2023年12月23日土曜日

HELLO WORLD

 先日泊りがけで出張した、時間外勤務時間分の振り替えで早く帰れたものだから、アニメ映画を一本見てみることにした。あまり長くなくて重くないやつが良いと思って選んだのが「HELLO WORLD」。見始めて、これがCGアニメだと気づいた。更に、キャラデザが堀口悠紀子、京アニの人じゃないか!期待して観始めたものの、CG作画のエッジの無さと、繊細でよく動くイメージの堀口キャラが何だかお互いの良い所をスポイルしている。最後のどんでん返しもふぅーんって感じで、確かにそれですべて辻褄が合うよねとは思ったものの、それが感動につながるものでもなかった。なんだか残念なアニメだった。

2023年12月9日土曜日

竜とそばかすの姫

 今日は昼間に宴会があり、酔って帰った後少し静かに過ごしたいと思い、Amazon Primeで劇場版映画を1本見てみることにした。鑑賞したのは2021年細田守監督作品「竜とそばかすの姫」だ。

 細田守らしい作品ではあったが、感想をとしては、「ストーリーはミュージカルの唐突さ、映像はディズニーアニメの白々しさ」だ。現実パートの高校生たちの学校生活は自然に見えたのだが、電脳空間での出来事はあまりにも都合よく運びすぎてご都合主義な感じが、突然歌いだす「ミュージカルの唐突さ」に感じた。現実世界での物語の解決の流れも何だかしっくりこない。また、細田守お得意の電脳空間の描画がディズニーっぽいのは、監督の目指すCGがこういう方向性だからなのだろうか。何だか「美女と野獣」を観ているようで落ち着かなかった。もっと日本のアニメらしさを出してほしいなと思ってしまった。