2024年7月20日土曜日

映画:ルックバック

 深夜アニメで流れているCMや、Youtubeのおススメ動画サムネイルで「ルックバック」という作品が紹介されていて気になっていた。ネタバレを嫌っておススメ動画をとばし続けるのも嫌なので映画を見に行くことにした。ただ、鳥取市内に一館しかない小さな映画館ではルックバックは上映していない。ネットで探してみたら県内に上映館は無かった。一番近いのは岡山市のイオンシネマだ。朝7:30に家を出たが、Yahoo!カーナビでは到着は11:00過ぎ、午前中の上映時間には間に合わない予測だった。けれども休憩せずに運転し続けたら、だんだん到着予想時刻が前倒しになって10:30ぐらいに岡山のイオンモールに到着した。チケット購入は行列だったが、キャッシュレス決済端末が空いていてスムーズにチケット購入ができた。中央寄りの席は埋まっていたのでやや上手(右側)席から見ることになった。

 シアター内に観客は20人程度だったろうか、比較的空いていた。音楽の音量が大きいのが若干気になったのは座席の位置によるものだろうか。前3列は誰も座っていなかったが、前の方の中央席を取ればよかったかなと、始まってから思ったりした。

 ストーリーはシンプルだった。「なぜ漫画を描くのか」を、主人公に問う物語だ。漫画を描く対称的な二人の心が表情や仕草でよく表現されていて、かつて絵を描いたことのある人(私も含めて)にはなかなかグッとくる話だ。ましてや漫画家やアニメータ―など漫画やアニメを仕事にしている人ならば涙が出そうな話だろう。奇しくも京アニ放火事件は5年前の7月18日だった。現実の事件のことも思い起こされて、複雑な感情も渦巻く。けれども、決して説教的でも教訓的でもない、「描くことが好きだから」「喜んでくれる人がいるから」描く、という気持ちが伝わってきた。

 声の演技も違和感がなく、よく演じていた。映像も手書きアニメの良さを生かした、自然で統一感のあるものだった。原作を読んでいないので、脚本や演出の良さは原作の良さなのか、監督や演出家の技量によるものなのかよくわからないが、主題を引き立たせる無駄のないものだった。派手さは無いものの、「うんうん、そうだよね」と共感できて、じんわりと胸が熱くなる作品だった。

2024年6月30日日曜日

2024年4~6月アニメ 振り返り

この期は、人気シリーズの続編がいくつかあって、それ以外は超注目作というのはなかったのだが、蓋を開いてみるとオリジナル作品がクオリティが高く、充実していた。ガールズバンドものがいくつかあって、それぞれ演奏シーンの作画や楽曲クオリティーが高く、レベルアップしてきたなぁというのも感じた。

◎ガールズバンドクライ
 熱い魂の叫びを感じさせる熱血ガールズバンドストーリー。登場人物がそれぞれ悩みや葛藤を抱えながら、本気でぶつかっていく姿が気持ち良い。CGアニメは良く動くのだが、CG動作の癖みたいなのが時々気に掛かる。現実のバンドともリンクしているが、声優がバンドをやっているぎこちなさや、ミュージシャンが声優をやる不自然さを一切感じないところはスゴイ。

◎怪獣8号
 今期で一番ワクワクしながら見ているのがこの作品。人が怪獣と戦える力を獲得しようともがいている中で、一足飛びに怪獣の力を持ってしまった人間はどうするのか、どうされるのか。その展開が気になって仕方がない。怪獣デザイン・ワークスにスタジオカラーや前田真宏氏を起用しているのも嬉しいポイント。

◎夜のクラゲは泳げない
 その辺のバンドものとは違って、ネット時代のクリエーターに焦点を当てた青春ストーリー。主人公が絵師だというのも新しい視点だと思う。登場人物が人間関係で様々な悩みやトラブルを抱えていながら、それに立ち向かう姿は今の多くの若者を投影しているのだろう。楽曲が40mPというのもこのコンセプトにぴったりだったと思う。

○転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
 第1話時点でショートパンツのムチムチ男子である主人公に、「これだったら、女の子主人公にすればいいのに」と感じて切りかけたが、作画の良さやチートな魔術の繰り出し方に惹き込まれてしまった。主人公が少年なのも年上のおねえさんを魅力的に描くためだと納得できた。

○終末トレインどこへいく?
 この話は一体どこを目指しているのかわからないまま、幻想の世界を列車が走り抜けていく、なんだか不思議な物語だった。結局は友達とのいさかいによる心の闇がが世の中を捻じ曲げてしまい、それを元に戻そうと苦闘する「セカイ系」物語なのだなと気がついた。こういう作品も1クールに1本ぐらいはあってほしい。

○狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF
 昔放映されたアニメのリメイクだということだが、時代設定が現代でないためか、「うる星やつら」リメイクのような古臭さは感じない。経済をテーマに扱っているのが自分的には新感覚。イマイチぴんと来ない所も、Youtube「赤ペンチャンネル」の解説で理解できた。

○響け!ユーフォニアム3
 ド・ストレートな青春部活アニメ、作画は京アニのハイクオリティー!登場人物の微妙な感情の動きを丁寧に描いている。あまりにも演技が真に迫っていて、息苦しくなるほどだった。CGも手書きと上手に馴染んでいて全く不自然さを感じなかった。同じくNHKでやっていたオーケストラ部が舞台のアニメには見習ってほしい。

○この素晴らしい世界に祝福を!3
 人気シリーズの第三弾、相変わらず作画クオリティはイマイチなのだが、テンポの良さと声優の演技の巧みさで楽しく観ることができた。

○声優ラジオのウラオモテ
 声優に声優の演技をさせる、お仕事アニメ。声優というのは今の若い人たちのあこがれの職業の一つなのだろうな。だからこそそれを舞台に苦悩する青春ストーリーが成り立つわけで、けれども声優への憧れを失わせないような配慮もあるわけで、おじさんからすると、イマイチ感情移入できない部分もあるのだ。

○転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
 人の能力を数値で見ることができたら、という、これもゲームの要素をチートな能力として取り入れたストーリーだ。登場人物が個性的で能力のある人物を懐柔していくプロセスや、その能力を活用して困難を乗り切っていく戦略が楽しめた。

○変人のサラダボウル
 異世界から転生してきた王女がこの世界で新しい人生を楽しむ物語+体力と剣術だけが取り柄の女騎士が一見平和なこの社会で底辺から逞しく人生を掴みとっていく話。この作品の秀逸なところは舞台が岐阜という地方都市で、扱われる話題は現代の様々な社会問題で、その中で失敗をしながらも乗り越えていく様子が軽いテンポで描かれているところだ。実は社会派アニメなのだった。

○魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?
 ヒロインエルフのネフィが可愛くてニヤニヤしてしまう、チート魔王の無双話の皮を被った、おくて男女のほのぼのラブコメ。途中から久野美咲演じる幼女が参戦してくるあたりが更にあざとい。

○無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール
 作画品質が低下したかなと感じる場面が時折ある。戦闘シーンの疾走感はなかなかのものだが、日常シーンでカロリー削減している感が見え見えだ。ま、緩急あるのもやむを得ない。ストーリーとしては、新婚生活に妹二人が転がり込んできて、家族とは何かを考えさせる展開になっている。なかなか奥が深いわ。

○魔法科高校の劣等生 第3シーズン
 これも人気シリーズ、早見沙織もすっかり人気声優になって初期に連発していた「さすがです、お兄様」というセリフがとんと聞けなくなってちょっと寂しい。原作イラストの石田可奈さんがアニメ版のキャラデザから総作監までやっていて、そりゃ作画品質が良いわけだ。

○ゆるキャン△ SEASON3
 制作スタジオ、キャラクターデザインが変更になったが、ストーリーは相変わらず「ゆるキャン」だ。ただ、今期はサークル活動というより、やや旅行やキャンプの話題が多くなってちょっとアクティブな印象になっている。正直キャラデザは以前の方が好みだが、原作に寄せてきたということで、そこは尊重しよう。

○転生したらスライムだった件 第3期
 人気シリーズなのだが、第2期は各勢力の駆け引きが楽しめなくて、視聴が続かなかった。今期も最初の辺りの会議室での戦略会議や敵勢力との駆け引きがややまどろっこしい感じはしたが、ヒナタとどう和解しあえるかというポイントが気になって、視聴を続けることができた。

○ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
 1人暮らしの男子のところで美少女と同棲することになってしまうという、「押しかけ女房」ものラブコメディー。天使だけでなく雪女や吸血鬼、河童も出てくるなか、普通の人間の幼馴染も出てくるあたりが良いバランス。時々舞っている天使の羽根が、根元の所にフワフワがついている水鳥の羽根なのが自分的には目から鱗だった。

・じいさんばあさん若返る
 放送曜日の関係で何となく見てしまっていた。ほっこりする田舎の日常系ファンタジー(?)。若返りの謎解きが展開されるかと少し期待する場面もあったが、けっきょくその辺りはうやむやで、おとぎ話の一節という扱いになっていた。ま、それでいい。

・Re:Monster
 人間の何倍もの速さで成長するモンスターで、人型モンスターの中では最弱の扱いを受けているゴブリンを主人公にした、建国物語。時間の進み方がゲームのそれで、時間のかかる修行や鍛錬をサクサクこなしてしまうところがテンポの良さ、展開の早さなんだなと気付いた。

・ささやくように恋を唄う
 いい感じで物語が進行していて、「百合」モノ青春ストーリーの甘酸っぱさを感じていたのだが、制作側の内部事情で作画が崩壊し進行が中断してしまった。別にストーリーの先が気になるとかではないのだが、ちょっと残念。

2024年3月31日日曜日

2024年1~3月期アニメ振り返り

 継続していた「薬屋のひとりごと」 と「葬送のフリーレン」が(私の視聴環境では)週の半ばと週末で、この2本を軸に作画の良さそうな作品を中心に視聴していたが、本数が多いので途中で切ってしまった作品もある。最終話まで観終わった作品は本当に面白かった作品か、難しくなくて癒される作品かだ。

◎僕の心のヤバイやつ 第2期
 毎回心臓を鷲掴みにされるヤバイ作品。一期で二人の思いは伝わって二期は甘いラブコメディーになるかと思ったら、さにあらず。市川が自分の本当の気持ちに気付いて山田への思いがどんどん強くなる。それを抑えきれなくなる。陰キャな市川だからこそその変化と成長が眩しい。山田も一見奔放なようだが恋愛には奥手で自分の気持ちをなかなか素直に伝えられない、そのもどかしさ、息遣いがじわじわと伝わる憎い演出だった。

◎葬送のフリーレン
 第2クールの1級試験編は旅要素が少ないのでワクワク感が無いのかなと思っていたが、なかなか面白かった。戦闘シーンは息をのむものだったし、フリーレンの不器用な感情表現とヒンメルの時を超えた思いの数々、なかなか深いものを感じることができた。名作アニメと呼んで異論を挟む者は無いだろう。

◎薬屋のひとりごと
 ミステリーの謎解きが面白く毎週楽しみに観ていた。トリックの内容は時代設定からしてもそんなに複雑なものではないが、その、「自分でも理解できる」感のなかで登場人物が動く様がなかなか良かった。2期は2025年だそうで、楽しみにしておこう。

◎戦国妖狐 世直し姉弟編
 戦国怪異バトルファンタジー、なかなか燃える。この原作者の『惑星のさみだれ』のアニメは期待しながら2クール頑張って見たのだが、正直残念な出来だった。それに対してこの戦国妖狐は作画クオリティが高く、ワクワクして楽しめる少年漫画だ。MindaRynによるOP主題歌は燃えるし、KEIKO+梶浦由記のEDテーマも沁みる。

◎魔法少女にあこがれて
 今期一番の問題作。美少女コメディーかと思っていたら、放送ラインを越えて白い光の溢れる、凌辱エロアニメだった。ま、深夜アニメなんだから、表現の自由ということで許そう。

◎勇気爆発バーンブレイバーン
 久しぶりに硬派なロボアニメが始まったと最初は思ったが。これがただのロボアニメではなかった。ロボアニメの殻を被ったCygamesの実験作だった。ベースは終末世界の宇宙人侵略、ロボットバトル。そこに昔でいうところの「男の友情」を現代解釈でゲイの風味にし、昔のアニメファンの「あるある」をうまい具合にギャグに仕立て、物語の終盤はタイムリープで話をひっくり返し、最後はみんなの思いを一つにして敵を打ち倒すという、ムネアツな展開。いろいろ突っ込みどころもあるが、笑って流せる爽快な作品だった。

○治癒魔法の間違った使い方
 異世界転生・魔法世界ものの中では確かに異色な作品で、毎週楽しく観ることができた。治癒魔法師とかヒーラーというのは魔法世界ものでは地味な脇役的存在なのだが、それも突き詰めていってこんな奇想天外でムネアツな物語にすることができたというのが賞賛に値する。きっと続編もそのうちアニメ化されるだろう。

◎ダンジョン飯
 単なるダンジョン攻略モノではなく、そこにグルメ要素を盛り込んだ意欲作。制作がTRRIGERというので期待は大きかったがその期待を裏切らない作品だ。これから後半クールに続く様だがオープニングに出てくる全メンバーが揃って新しい冒険が始まるのかなと、期待は高まる。

○姫様“拷問”の時間です
 なんと平和でほのぼのした作品だろうか。単純にギャグアニメと考えても秀作だった。伝説の剣エクスカリバーとのボケ突っ込みもテンポが良く、作画は高品質でカワイイ。そして、登場人物が魔王を筆頭としてみんないい人。悪魔社会は人の営みと同じで。魔王軍はホワイト企業だった。…深いこと考えずに素直に楽しめた。

○悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
 悪役令嬢モノを最後まで見たのはこれが初めてかもしれない。私はゲームをやらないので、ゲームの中のお約束事はよくわからないが、それでもいろいろと笑える場面が多かった。なるほど、こういう世界観だとシナリオの稚拙さが目立たないわけね。

○俺だけレベルアップな件
 原作が反日の韓国作品だということで、一部で物議をかもしているが、作品としてはよく作られているように感じる。澤野弘之の音楽もグッとくる。けど、この設定は、スマホやスマートウオッチのフィットネスアプリ+ゲームの販促動画のように思えて仕方がないんだが。

○最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
 転生した子供が大人顔負けの知恵と行動力、チートな能力を使って生き延び、事件を解決していく…って、これ「名探偵コナン」のセオリーではないか。力(能力)は劣っていても素直でまっすぐな気持ちと勇気があれば周囲の理解を得られて上手くいくという教訓。

○異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
これも転生幼女が大人顔負けの大活躍をする物語。昨今のもふもふブームに乗って、様々なもふもふが仲間になっていく辺りがこの物語のオリジナリティだ。最後の方で死とか、自分の地位への責任といったものに、真面目に向かい合っているところは神妙だったが、そもそもゴブリンをときどき討伐して数を調整しようと言い出したのは幼女姫様で、本当にそれでよかったのか、と突っ込みたくなった。

○ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
 痛快人生やり直しストーリー。歳をとってくると、自分にはもっといろんな可能性があったんだろうなと思うことがある。自分の人生を後悔してはいないが、違う人生を夢想して何か調べたり試してみるというのも楽しいものだ。

○外科医エリーゼ
 これも転生人生やり直し系の少女漫画なのだが、低予算作画なのが残念。医療ミステリィの筋書きはなかなか面白いし、石川由衣の演技も魅力的だ。これ、実写映画にしてもきっと面白いと思うんだが。…いや、学芸会になってしまうかな。

○ゆびさきと恋々
 耳の聞こえない主人公の女の子がイケメン男子と出会って恋人になるという、今の時代らしい恋愛漫画アニメ。この設定だけで新感覚なので、現実にはあるであろう様々な苦難を敢えて描かずに綺麗な上澄みだけを物語にしているところが上手い所とも、物足りない所ともいえる。

○魔都精兵のスレイブ
魔界で美少女のスレイブ(奴隷)となり、兵器として戦う少年の話なのだが、物語の中心は美少女の方だ。ご褒美シーンもある。物語の続きが気になるというのではなく、かわいいカットとかカッコイイシーンとかが楽しめれば満足だ。

○アンデッド・アンラック
 「否定者」というこの作品のコアになる設定にだいぶ慣れてきたが、それによって異次元のストーリー展開とバトルが繰り広げられる。なかなか感情移入はできないが、熱い戦いは楽しめた。

○魔女と野獣
 魔女を殺す、捕らえるというのに、戦いの多くは肉弾戦だ。魔女・魔法の存在がこの世界観の要で、その謎解きが楽しめる。

・佐々木とピーちゃん
 異世界転移、魔法・異能力バトル、戦略、商売、グルメ、あれもこれも詰め込まれて、何を追っていったらよいのかよくわからなくなっている。1クールでは訳わからんカオスな物語になっている。魔法少女が何なのかヒントも無く、隣の制服少女の家には悪魔が出てきて、こんな中途半端な状況で最終回とか、何なんだこれは一体。

・結婚指輪物語
 まさにハーレム、深淵王との戦いというのはハーレムを作るための口実で、実際、主人公と姫たちとの出合いが物語の大半を占めていた。結局これって、ギャルゲの構成そのままなのではないだろうか。ギャルゲをやったことは無いけど。

・メタリックルージュ
 作画は悪くないし、ストーリーも好きな方だ。主題歌もオシャレ、けれども今一つ入れ込めないのは、何だか時々垣間見える手抜き感と、ネアン(人造人間)のデザインのプラモデルっぽさなのかなぁ。

・SYNDUALITY Noir 第2クール
 アンドロイド(メイガス)と人間が共存する世界でメイガスを否定しようとする者との戦いが第2クールの主軸なのだが、正直に言うと、それほどグッとくるものではなかった。2頭身のロボットが意外と自然に描かれていたのが唯一の推しポイントかな。

・シャングリラ・フロンティア
「 クソゲーハンター神ゲーに挑まんとす」というキャッチコピーなのだが、クソゲー要素があまりなく、普通に異世界バトルものだ。ゲームの中のことなので何が起こっても不思議ではなく、驚きも少ない。作画は良いので、あとは謎解き要素があると惹き込まれるんだろうな、と感じる。


2024年2月24日土曜日

映画 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

 連休なので普段できないことをしようと考えたが、天気予報があまり良くないので、遠出したりアウトドアで楽しむことでなくできることを検討した。そして、映画を見に行こうと考えついた。米子や岡山のシネコンだったら何かあるだろうと思って調べてみたのだが、地元の鳥取シネマで『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を上映していることがわかった。この映画、派手に宣伝はされていないが、口コミで評判が広がりヒットしているとのこと。鳥取シネマでは10時から1日一回のみの上映だ。9時半に映画館に行って劇場に入ったら、私が最初の客だった。その後、親子連れなどが少しずつ入ってきて、上映が始まる頃には20人程度の観客になった。それでも収容人数の10分の1ぐらいではあるのだが、観客が一桁のことがザラな映画館なので、まあまあ人気があることが伺える。

 PG12作品ということで、確かに小学生ターゲットのTVアニメとは全く異なるテイストでつくられている。私はテレビの第1シリーズからオンタイムで見ていた世代で、原作漫画も大方読んでいる(内容はあまり頭に残っていないが)。境港の水木しげる記念館にも何度か行って、水木しげるの世界観をある程度は理解しているつもりでいる。そんな古参の世代が見ても違和感のない作品になっているのは制作者の深い理解と熱い思いがあってのことだとわかる。猫娘が美脚の美少女であったり、重要キャラである沙代が明らかに水木キャラでないのも、これが令和のアニメであることを考えれば十分納得である。

 ストーリーは、謎の薬を巡るミステリーに鬼太郎の父親の最後の戦いを絡めたものだ。鬼太郎の母親の姿には「こんなんだっけ?」と最初思ったが、死に際の床に臥せた姿に「ああ、こんなんだった」と納得してしまった。鬼太郎が生まれた時代(水木しげるが生きていた時代)背景を上手くストーリーのベースに取り入れて、大人の観客が満足する物語にしている。そして、作画はさすが劇場映画クオリティー、細部までこだわっているし、動きも良い。特に鬼太郎父が屋上バルコニーで派手に立ち回るシーンの躍動感は感動的だった。地底に咲く赤い桜も不気味に美しく印象的だった。「原点にして最恐」というコピーは期待を裏切らないものだ。第47回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞というのも納得、名作アニメとして後世まで語り継がれてほしい。

2024年1月20日土曜日

機種変更Google Pixel3a→7a

 年末にスマホを新しくした。キャリア乗り換えで新しいスマホを安く手に入れる方法もあるようだが、2年縛りとか各種サービス解約とか本体返却とかストレスになりそうな手続きがいろいろあるようなので、中古端末(白ロム)をムスビーで購入してSIM差し替えとデータ移行で同じキャリア(LINEMO)を継続することにした。買った端末はソフトバンク版GooglePixel7a利用制限「▲」版だ。ショップ出品で赤ロム保証がついていること、LINEMOはソフトバンクケータイがSIM差し替えだけで使えるらしいことから相場より安い価格(\40K程度)で入手した。電話利用に関してはPixel3aでも何の不満もないし、写真もまあまあ撮れる。けれども、最近ミラーレス一眼を壊してしまってしばらく新しいカメラを買うのは控えようと思い、それなら、カメラ機能で定評のあるPixelを更新してみようかと思った次第。

左が3a,右が7a

 画面サイズが5.6inch→6.1inchと、少し大きくなって鞄への収まりが悪くなるのではないかと心配していたが、わずかに厚くなった程度で問題は無かった。重いのとバッテリーの持ちが悪いのはその通りだが、そういうものだと割り切って使える程度だ。旧機種から新機種へのデータ移行でちょっと面倒なこともあったので、記録を残しておく。


機種変更の基本データ移行はUSB-TypeCケーブル接続でおこなえる。
 ただし、各アプリは起動して動作確認をすること。キャッシング系のアプリは移行・再設定作業が必要

DJI FLY は、Google Playには登録されていない。検索してDJIのサイトから直接インストールしなければならない(警告が出るが続行)。

iD移行には新しいアクセスコードが必要…ゆうちょカードサポートセンターに電話で問い合わせて、新しいコードを送付してもらうよう手続き、年末年始ということもあってしばらくかかりそう。
→新アクセスコード到着、設定再開も再びエラー、再びサポートセンターへ電話→パスコード間違いでロックがかかっているらしい。パスコード確認書を送付するとのこと(数日)
GoogleウォレットでiD登録ができそうなので、クレジットカード付属のiDを登録してみたら登録できた。その後パスコード通知はがきが届いたが、同じ口座の「iD」と「iD(ケータイ)」を同じスマホに登録してもややこしいことになりそうなので、GoogleウォレットのiDを使うことにした。

楽天Edyの利用手続きを新端末側で行っていたが、途中で「楽天Edyセンターが混みあっています…」メッセージで先に進まない、Webで検索したところ、先に旧端末での移行処理が必要らしい。その作業を行った。残高を楽天に預ける操作までは完了したようだが、その後の楽天Edy登録情報の削除でまた例の「楽天Edyセンターが混みあっています…」メッセージ。WEBフォームで問い合わせ中。
→回答:エラーコード [FN-50000] は、FeliCaチップを扱うライブラリ(フェリカネットワークス社製)が出しているエラーでございました。端末の通信環境が起因の可能性がございますので、Wi-Fi通信とキャリア通信を切り替えて操作をお試しいただけますようお願いいたします。
…WIFIを切って操作したら上手くいった。作業中に何故か\2,000×2回チャージが行われていた。旧端末にSIMカードを入れ直し、新端末で機種変更・受け取り操作を行って事なきを得た。

GEOアプリ…最初の説明画面の最後から「次へ」で先に進めない。
…アプリをアンインストール・再インストールしたら進めた。
・GEOアプリのPonta会員ID連携をしようとすると「Ponta会員IDは、別のGEOIDで連携中のため手続きできません」エラーメッセージが出る。
→店頭で問い合わせ…登録情報が間違っているとダメらしい
→GEOIDは通常メールアドレスだが電話番号が登録されていた。パスワードもこちらが控えているのと異なったらしい。…リセットしてもらった。


 ちなみに、GEO店頭でアプリの設定をサポートしてもらった後、旧Pixel3aは買い取ってもらった。本体\3,000+買取強化月間+\300だった。本体状態は良好だったようで、査定金額から減額されることなく買い取ってもらうことができた。

2024年1月3日水曜日

2023年10~12月期アニメ振り返り

 このクールは「葬送のフリーレン」と「薬屋のひとりごと」の2作品が私の中では絶対的覇権だった。この2本を軸に気楽に見られる作品中心に観ていた。どうしても週末に放送が集中する傾向があるので、平日の夜放送の作品は本当に「何となく」観ていた感じもするが、まあそれも運命の引き合わせというものだろう。

◎葬送のフリーレン
 次週が心待ちな作品だった。2クールなのが嬉しい。フリーレンは人が生きる意味は何なのかを考えさせられる素晴らし作品だと思う。それを小難しくせず、旅のエピソードで小出しにしてくるのが良い。新年に続く第2クールは旅物語でなく人間関係ドラマになりそうで、どのように盛り上げてくるのか楽しみだ。

◎薬屋のひとりごと
 科学ミステリィと言えばよいのか、魔法や超文明や奇跡に頼らず、この世の理を読み解いて謎を解くというのは、理系人間には刺さるものがある。舞台は古代中国の花街と後宮イメージしているが、あまり時代考証や舞台設定に拘らずに物語を進めているのが潔い。エンターテイメントとして楽しめる。続く第2クールがどのような話になっていくのかに期待。

◎16bitセンセーション ANOTHER LAYER
 1990年前後と現代を行き来する美少女ゲームクリエイター少女のタイムリープコメディーと言えばよいのかなぁ、PC-9801が一世を風靡したのが私が就職した頃で、私も職場PCでBASICのプログラムとか組んでいた人なのでニヤニヤする場面も多かった。残念ながらゲームはほとんどやらなかったのでその辺りの「熱」はわからない所もあるが、何だか感慨深いものがある…(遠い目)。

○Dr.STONE NEW WORLD(第2クール)
 毎週ワクワクして観ていたのだが、「石化装置」というのが現代の科学を越えた謎アイテムで、原始時代から科学の力で文明を再構築していくという最初のコンセプトが希薄になってしまったのは残念。続編の制作も決定しているらしいが、月へ行くまでいったいどれだけの紆余曲折があるのか、それを何話で納めるのか期待半分不安半分。

○SPY×FAMILY Season2
 楽しく観られた。安定の高品質、家族向けアニメ。緊張感のある話と日常系ほのぼのコメディが交互にやってくる。けれども、安定しすぎていてサザエさんを見ているような、NHKの朝ドラを見ているような、安心感と心地よさはどうなんだろう?

○ひきこまり吸血姫の悶々
 キャラクターが可愛く、作画も良かった。殺されてもしばらくすると生き返るという御都合設定で、戦闘や戦争に明け暮れるストーリーでありながら気持ちが荒(すさ)むこともなく、キャッキャウフフなコメディーにしてしまったのはなかなか秀逸な脚本だったと思う。

○星屑テレパス
 コミュ障主人公が友達を作っていく作品は最近多いのだが、この作品では意固地で人付き合いの下手な瞬(またたき)ちゃんを懐柔していく件(くだり)がグッときた。作画は安定していて可愛いきらら作品、癒された。

○SHY
 ストーリーとしてはまだまだ序盤なのに1クールで一旦中断、続きがあるかどうかも分からない。主人公が少しずつ成長しているのはわかり、思わず応援したくなるが、この調子だと、問題が解決するまでにあと2クールぐらい掛かりそうな調子だ。作画も世界観もなかなかこのみな作品なので、是非続きを見せてほしいものだ。

○聖女の魔力は万能です Season2
 一言でいえば、「異世界転生少女漫画」。ラブファンタジーに異世界転生の味付けをした作品だった。Season2になって、更に少女漫画テイストが増強された。Z世代の女性達はこういうのにときめくのかなぁ。クオリティは安定していたので、週の半ばにリラックスして観るのによかった。

○魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール
 ハリーポッターのような魔法が存在する世界でのサスペンスドラマ。作画は安定しているし、ストーリーも先が気になる良い展開だった。一つ惜しむらくは主人公チセの声がフリー連と同じ種崎敦美で放送曜日がほぼかぶっているので、チセとフリーレンの両方の顔が思い浮かばれて何だか複雑な心境になったこと。

○ダークギャザリング
 月曜日はこれと「SPY×FAMILY」しか観る作品が無かったので、怖い怖いと思いながら2クール見続けてしまった。けれども、ようやく役者が出揃ったところで最終話となってしまった。これを収拾するには少なくともあと2クールは必要だろう。

○デッドマウント・デスプレイ 第2クール
 現代を舞台とした転生死霊バトルファンタージ。キャラクターがそれぞれ個性的で飽きないストーリー展開だった。最後の盛り上がりと結末がそれまでの引きからするとあまりにあっさりしていたかなという感じ。登場人物が出揃ったものの何か新しい世界に到達したわけではない、これは続編に綺麗に繋ぐ舞台がやっと出来上がったということなのだろう。

○ミギとダリ
 サスペンスかと思いきや、シュールなギャグアニメ、けれども最後は「イイハナシダナー…」。突っ込みどころが多すぎて自分の中で整理がつかない。これが新感覚アニメというヤツなんだろうか。

○ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
 転生人生やり直しコメディー、なんだかんだで楽しく見続けることができた。最終話の作画がやけに良かったのだが、最後まで見続けたご褒美ですか?

○冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
 作画はそれほど高品質ではない、ストーリーにもそれほど盛り上がる要素はない。最終話なんか完全に有るか無いかわからない続編への「引き」回だったのだが、それでもその最終回まで見てしまったのは、娘を持つ父親の性(さが)なのだろう。世の中的にもそういう需要があるんだね。

○豚のレバーは加熱しろ
 11話終了で年末になってしまった。公式サイトによると「次回第12話は、第9話の放送延期に伴う番組編成の都合により、2024年1月以降での放送・配信」とのこと。クオリティーに不安を感じる所は確かにあったものの、ジェスがとにかく可愛いというのが救いだ。なかなか深いテーマが潜んだ物語で、結末が楽しみだ。

○キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~
 プリキュアは長らく見ていなかったが、「オトナプリキュア」というコンセプトが気になって、また、Youtube「赤ペンチャンネル」推しということもあって観ていた。子供のように単純で純粋なだけではダメだというジレンマを何とか無難にまとめたという感じであまり驚きは無かった。作画の乱れも目に付いた。小さなお友達にも大きなお友達にも満足は与えられなかったのではなかろうか。

○暴食のベルセルク
 中二病満載の異世界バトルアニメ、何となく最後まで見てしまったなぁ。作画は微妙で、安上がりに作っているのも見え見えなのだが、構成が上手いのか、キャラクターが魅力的なのか、最終話まで見てしまったなぁ。

○とあるおっさんのVRMMO活動記
 おっさんがVRゲームをしているアニメを眺めるという、何の緊張感もないシチュエーションのアニメだが、それが、ストレスなくぼーっと見られるある意味癒し系の作品だった。特別ドキドキするわけでも感動するわけでもない、けれども切らずに観てしまった。そういうのもあるよね。


★別枠

・ゾンビになるまでにやりたい100のこと
 制作の遅延により残り3話を残して放送枠から外されてしまった「ゾン100」だが、年末に3話一挙放送がおこなわれた。クオリティを落とさないためにやむにやまれず遅延してしまったのを挽回する、力の入った3話だった。打ち切りにすることなく、こういう形でもきちんと作品を仕上げてくれた制作陣に感謝したい。

・アンデッドアンラック(継続中)
 話(設定)が壮大過ぎてなかなか理解がついて行かない、異次元能力バトルストーリー。このまま進むとどんな展開もありそうだ。話が現実離れしているがゆえに夢物語(フィクション)として純粋に楽しめるのが良い。そういう意味ではヒロアカと同じノリなのかも。

・シャングリラ・フロンティア(継続中)
 登場人物がVRゲームの中で無双していくお話なのだが、これって、Youtubeとかでゲーム実況を見ている感覚なのかな。私はゲーム実況はそんなに興味が無くて全然見ないのだが、これが「今風」の楽しみなのだろうか。もっと現実の人物(中の人)同士の絡みがあると盛り上がるのになぁというところが残念に思う。

2023年12月23日土曜日

HELLO WORLD

 先日泊りがけで出張した、時間外勤務時間分の振り替えで早く帰れたものだから、アニメ映画を一本見てみることにした。あまり長くなくて重くないやつが良いと思って選んだのが「HELLO WORLD」。見始めて、これがCGアニメだと気づいた。更に、キャラデザが堀口悠紀子、京アニの人じゃないか!期待して観始めたものの、CG作画のエッジの無さと、繊細でよく動くイメージの堀口キャラが何だかお互いの良い所をスポイルしている。最後のどんでん返しもふぅーんって感じで、確かにそれですべて辻褄が合うよねとは思ったものの、それが感動につながるものでもなかった。なんだか残念なアニメだった。

2023年12月9日土曜日

竜とそばかすの姫

 今日は昼間に宴会があり、酔って帰った後少し静かに過ごしたいと思い、Amazon Primeで劇場版映画を1本見てみることにした。鑑賞したのは2021年細田守監督作品「竜とそばかすの姫」だ。

 細田守らしい作品ではあったが、感想をとしては、「ストーリーはミュージカルの唐突さ、映像はディズニーアニメの白々しさ」だ。現実パートの高校生たちの学校生活は自然に見えたのだが、電脳空間での出来事はあまりにも都合よく運びすぎてご都合主義な感じが、突然歌いだす「ミュージカルの唐突さ」に感じた。現実世界での物語の解決の流れも何だかしっくりこない。また、細田守お得意の電脳空間の描画がディズニーっぽいのは、監督の目指すCGがこういう方向性だからなのだろうか。何だか「美女と野獣」を観ているようで落ち着かなかった。もっと日本のアニメらしさを出してほしいなと思ってしまった。

2023年10月31日火曜日

化学探偵 Mr.キュリー

 

 化学は得意科目だ。書店でこの「化学探偵」というのを見つけたとき、何かのネタになるかもしれないと思って買ってはみたものの、長らく小説など読んでいなかったのでこれがいつ読めることになるか、と思っていたのだが、2泊3日の出張業務で思いの外待ち時間が多かったものだから、空き時間にせっせと読んだら、ほぼ一冊を読み終えることができた。

 ミステリーとして、なかなか楽しく読むことができた。肝心の「化学」の部分はこの巻については高校化学ぐらいの知識で十分できる内容だったので、理系の高3生以上ぐらいであれば問題なく理解できるだろう。ま、ストーリーテラーが(多分文系の)新人女子事務員なので、たとえ化学の知識がそれほど豊富でなくても、拒否感さえ持たなければ、理系ミステリーとして楽しめるだろう。

 裏表紙カバー裏に、このシリーズ8巻までありそうなことが書いてある。意外と人気のシリーズなのかもしれない。軽く読めて読後感もスッキリしているので、このシリーズか、著者の別作品でもまた読んでみたい気持ちになった。

 あまり明るくない部屋で読んでいたら画数の多い漢字がとても読み辛かった。視力が落ちてメガネの度数が合わなくなっているようだ。読書の時には度数の合ったリーディンググラスも携行するようにしよう。

2023年10月6日金曜日

2023年7~9月期アニメ振り返り

 この期は新作の覇権作品というのは無く、人気作品の続編と商品の良作が良いバランスだったように思う。コロナの影響や制作サイドの事情でクールの切れ目がずれた作品もあり、最終話まで到達していないものもあるが、とりあえず今期見続けた作品を挙げて一言ずつコメントを残しておきたい。

◎ホリミヤ -piece-
 心温まる青春学園日常系作品だった。前クールが殻に閉じこもっていた宮村くんを堀さんが引っ張り出す流れを軸とした心の変化を描く作品だったのが、今回は既に舞台設定が出来上がっている中でほのぼのと高校生とその周囲の何気ないドラマと青春の輝きを綴った眩しい作品になっていた。

◎アンデッドガール・マーダーファルス
 謎解きが楽しめる作品だった。ルパンやホームズの舞台設定(時代や國)を借りて、日本の人外探偵が活躍する、というのが痛快。古典落語を上手に絡めている辺りが関心するところ。痛快なアクションが楽しめるのも普通の謎解きものにはない魅力だった。

◎シュガーアップル・フェアリーテイル 第2クール
 第1クールが、主人公のアンの成長と、妖精のシャルが人間のアンに心を開くまでのストーリーだった。今回はアンの純粋な気持ちが人々を繋げていく流れと、敵妖精との戦いを描くこれまでと違うドキドキ感で見続けさせた。作画も美しく実にフェアリーテイルの世界だった。

◎無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~
 相変わらず重厚な世界観と高品質な作画だった。今期は主人公のルーデウスが青年期の心(と身体)の悩みを周囲の人々の関係の中で徐々に克服していく話だった。登場人物のちょっとした表情やしぐさ、風景描写などの演出で表現された心の動きに魅入らされ、まるで映画のようだった。

◎好きな子がめがねを忘れた
 二人の関係がじれったい、純情ラブコメ。超広角レンズを使ったような独特な背景のパースペクティブや三重さんのモサモサした髪の毛がふわりとなびく様子とか、CGが効果的に作画に活用されているなぁと関心する。私の妻もめがね女なのだが、見ていてドキドキすることは… おや、誰かが来たようだ…

○AIの遺電子
 ヒューマノイドが人と共存する世界を通して人間とは何か、心とは何かを考えさせる作品だった。Youtubeの解説動画(あかペンch)で、心理学・哲学的な解説や分析を聞いて、より深く考えさせられた。NHKでやるべきじゃないかと思わせる良作だった。

○贄姫と獣の王
 実は2クールだった。前クールではシンデレラストーリーだったのが、今回はもっと大きな古い価値観に囚われない純粋な気持ちで獣の王の苦悩を救っていった。観ていて心が浄化される、サリフィーまじ天使だった。

○スパイ教室 2nd season
 第一期が気合が入っていて前評判も高かった割には人気低迷でコケてしまった、原作付きアニメの難しさを突きつけられた作品だった。今期もそれほど話題にはならなかったようだが、がんばって持ち堪えたように思われる。登場人物のキャラがそれぞれ立ちすぎていて、一つの物語としてまとめきれなかったのかな。

○デキる猫は今日も憂鬱
 仕事はできるが生活力ゼロのOLが拾った猫にお世話してもらうという、現代のお伽噺だ。風景の画角やカット割りが「好きな子がめがねを忘れた」と似ているのは共通のスタッフがいるのか、作画のツールが共通だからなのか。いつもクールビューティーな役を演じる石川由衣の感情豊かな演技も魅力。

○自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
 会話もテレパスもできない無機質の自動販売機の異世界転生物語には、正直不安しかなかったのだが、そういった縛りをファンタジーならではのご都合設定で上手くつじつまを合わせていた。シンプルにダンジョン攻略ストーリーとして楽しめた。

○わたしの幸せな結婚
 最初は和風シンデレラストーリーだと思っていたのが、途中から異能バトルになり、終盤では精神干渉ダイブしてしまうという大波乱のストーリー展開だった。ちょっとこちらの心の準備が追いつかなかった。制作が決定した第二期ではサイコパス異能バトルと心得て観ることにしよう。

○彼女、お借りします 第3期
 二人の関係が進展しないまま周りに女の子が増えてきて、収拾がつかなくなっているのではなかろうか。女の子はみんな可愛いし、主人公の心のモヤモヤもよくわかるからこそ、いつまでも生殺し状態ではなく、成就(成仏?)させてほしい。

○SYNDUALITY Noir
 ゲームを売るため、世界観を視聴者に理解してもらおうという作品なので、物語が完結せず謎を残したまま終わってしまうという、アニメ視聴者泣かせの構成だ。今期ロボアニメがほとんど無かったので、鉄分補給のために観ていた感じかな。

○幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-
 「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフ作品。サンシャイン!!は観ていて、登場人物は顔なじみだったので、別世界観の作品として文化祭の舞台劇ノリで楽しめた。

◇ダークギャザリング
 どうもこれ、2クールものらしい。怖い怖い、このまま見続けて心が病んでしまうんではないかと思うぐらいのレベル。

◇るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
 リメイクのようだが、元の作品をほとんど見ていないし、実写映画も話題にはなったものの結局見ずじまいなので、今回のアニメで見ておこうと思った。古さを感じさせることもないし、普通に剣客物として楽しめるストーリーになっている。まだ序盤なので、これからどのように展開していくのだろうか。

◇ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜
 制作の遅れで残り3話の放送(配信)スケジュールが決まっていない。いかにも少年漫画なストーリーで単純に楽しめる。作画の崩れもないし動きや演出も良い。つくずく残念。


2023年8月9日水曜日

君たちはどう生きるか


 毎日暑い。夏休みが取れたのだが、外での活動は避けたい気温だ。特に何も計画が無いので(無くはないのだが気がのらない)、 最近公開された宮崎駿の劇場アニメ「君たちはどう生きるか」を見に行ってみることにした。この映画は最近には珍しく情報がほとんど目に入ってこない。宮崎氏の最後の作品になるともいわれている映画なので、見ても損はないだろう。この街(市)に1件しかない映画館で上映をしていることを確認して、初回の11:00~の上映を見てきた。200席ある映画館で観客の数は20人ほどだった。

 正直なところ、そんなにメッセージ性を感じる内容ではなかった。随所に宮崎駿らしさを感じる点はあったし、これまでの作品のオマージュを感じさせるカットに溢れていたが、冒険活劇の痛快さ・爽快さを感じることはなかったし、結局は、少年が少し成長した過程を幻想物語として描いただけなのだ。メッセージがあるとすれば、「目の前のことでいつまでもくよくよしていないで一歩踏み出して大人になれ」と言っているのだろう。それを深読みしていろいろと語ることはできるかもしれないが、何を乗り越えてどう成長するかは人それぞれだ。巨匠、宮崎駿も歳を取ったなぁと感じた。

2023年7月5日水曜日

2023年4~6月期アニメ振り返り

 最後まで観たのは以下の18本、これぐらいだったらそれほど無理した感じは無い。どれも原作知らずに観ているので、新しい発見と驚きがある。昨今の傾向で、きちんと完結せずに終わってしまったり間をおいて次クールへの継続されたりする。きちんと連続12話とか24話で心残りなくスッキリ終結させてほしいものだ。


◎僕の心のヤバイやつ
この歳になってラブコメでこんなにドキドキするとは思わなかった。演出も映像効果もドラマチックだった。また、主題歌の「斜陽」(ヨルシカ)が、数年前、ボカロランキングを席巻していたn-bunaの楽曲そのもので実に心地よかった。

◎【推しの子】
この作品も1クールだったのかと、昨今のアニメ業界の世知辛さを感じた。事前の評判からすると「SPY×FAMILY」並みの期待度と気合だったと思われるのだが、11話のエンディング後に「2期制作決定」と誇らしげに差し込まれるのを素直に喜べなかった。サスペンスとしてストーリーに引き込まれたし、作画は安定の動画工房。登場人物の独白が多いのは原作のテイストなんだろうな。緩急があって楽しめた。2期にも期待大。

◎スキップとローファー
最初、絵柄が雑な気がして観るのをためらっていたが、評判に後押しされて観てみたらなかなかほっこりする作品だった。これが「青春」ってやつだなぁ。みんなが悩みや葛藤を抱えながら、もがきながら成長していく。大人はは押し付けるんではなく支えてやらなければ。

◎天国大魔境
二つの世界(時系列)がどのように絡んでくるのか、ワクワクしながら観ていたが、それがようやく見えてきたところで終わってしまった。この二つの世界が収束する所まで見せてもらいたい。続編(二期)を切望。

◎Dr.STONE NEW WORLD(第3期)
1期ほどの衝撃は無いものの、科学の知識でサバイバルと冒険をしていくスタイルはこの作品ならではの魅力だ。分割2クールで今期の問題の解決の糸口が見えたところでアオズケになってしまった。待とう。

◎山田くんとLv999の恋をする
現代のおとぎ話ラブコメ。二人を応援したくなってしまう。ゲームで結びつく新しい人間関係が自然に描かれていて今どきの若者の話だなぁと、感心した。

◎神無き世界のカミサマ活動
何だかよくわからんが、凄まじいパワーを感じるアニメだった。アニメとCGとドット絵が上手く馴染まないまま強引にストーリーを引っ張って行っている。テーマも深いような浅いような、とにかく目が離せない作品だった。あと、OP主題歌が萌えた。AI合成歌唱かと思うほどあざとい歌声だった。

○贄姫と獣の王
事前の評判とか何もないまま、見てみたら飽きずに続けて見られた作品。物語の大筋はありきたりではあるが、キャラクターがそれぞれ立っていて安心して楽しめた。

○機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2
ガンダムはやっぱりSF皮を被った政治アニメなんだなぁ。人間関係と組織の利害が複雑に絡んでいて正直よくわからないまま見ていた部分もあった。ただ、最後はきれいに終結してほっとした。もっとシンプルで楽しめるロボットSFの方が個人的には好き。

○君は放課後インソムニア
純愛×青春、トラウマを抱えて不眠症(インソムニア)になった二人が出会い、前を向いて歩きだす話。イイハナシダナー…

○この素晴らしい世界に爆焔を!
「このすば」の前日譚として、めぐみんとゆんゆんの二人の関係を中心に、ドタバタを楽しむことができた。作画がちょっと残念なところがあるのは、「このすば」シリーズだからということで許容。

○トニカクカワイイ 第2期
新婚ラブコメアニメ。とにかくニヤニヤしながら見ていればよい。物語の根幹にかかわる司ちゃんの正体について、思わせぶりにチラ見させながらばらさない辺りが構成の上手い所。

○魔法使いの嫁 SEASON2
これも分割2クールなのか、続きが放送される頃には全クールの内容を忘れていそう。

○江戸前エルフ
転生と日常系ほのぼのコメディの融合で、独特の世界観が描かれていた。ほのぼの癒し系の作品。

○カワイスギクライシス
ひたすらペットが可愛いというのをドタバタコメディーにした作品。ペットの飼い主からすれば、あるあるの連続だが、我が家に猫がいなかったらきっと見向きもしなかっただろう。

○女神のカフェテラス
ハーレム設定が鼻につく作品だったが、何となく目の保養に。これって結局ギャルゲーのPR動画だったというのが結論。

○デッドマウント・デスプレイ
これも分割2クールだ。特に何が良いというわけではないが、何となく見続けてしまった。続きをぜひ見たいというほどでもない。

○青のオーケストラ
これも2クールかな。NHKらしい、真面目な作品。コスト削減のためか、演奏シーンがCGになるのが何だか残念。


2023年4月8日土曜日

2023年1月~3月期アニメ振り返り

 巷では不作だと言われていた今期、確かに話題作はあまりなかったが、秀作、良作はちゃんと揃っていた。書き上げてみて、随分たくさんの作品を視聴していたことに気付いた。そういえば週末はあまり暇がなかったなぁ。春になったことだし、もう少し精選してアニメ視聴以外の活動も充実させていきたいと思う。

もういっぽん!

◎もういっぽん!
 爽やか青春柔道女子アニメ。スポーツアニメってあまり興味をそそらなくて、スラムダンクもブルーロックも見ていないのだが、この作品はいつも次回が楽しみだった。作画は丁寧で動きも迫力があり、登場人物の心理描写も心を通わせる姿も、ライバルの葛藤も全てが物語を盛り上げていた。

◎大雪海のカイナ
 愛と勇気と冒険と!ワクワクが止まらない作品だった。まだまだ明かされていない世界観が気になって仕方がない。最初はやや気になっていたPolygpnPicturesのCGが次第に作品に馴染んで特に後半の艦隊や建設者は良い迫力を伝えていた。10月に公開されるという劇場版が楽しみだ。ちなみに作品中で使われている独特のフォントが気になって調べてみたら製品として販売されていた。その名も「東亜重工製フォント『東亜重工』」。ただ、これ2万2千円もするんだわ。

シュガーアップル・フェアリーテイル

◎シュガーアップル・フェアリーテイル
 絵が奇麗、ストーリーに起伏があって飽きない。ファンタジーってこういうのだよね。今後の展開が楽しみな第2クールが夏アニメ枠で放送されるそうなので、期待して待ちたい。

◎転生王女と天才令嬢の魔法革命
 「転生」ものが氾濫する中で、「転生」をチートなスキルに繋げなかった秀作だと思う。作画は極上、ストーリー展開も飽きさせなかった。終盤詰め込み過ぎたのと、最終回が「百合」過ぎたのがちょっと残念だった。

◎お兄ちゃんはおしまい!
 前半は上質な性教育アニメかと思っていたが、後半はキャッキャウフフの日常系アニメになっていた。作画が異常に上質で、このアニメスタジオのレベルの高さが十分に堪能できた。終わり方があっさりしすぎていて、ま、それが日常系というものなのだろうけど、本当にそれでよかったのか、というのもちょっと引っかかるところだった。

◎REVENGER
 必殺仕事人(仕置人)のコンセプトを基に幕末の長崎を舞台とした作品。脚本がニトロプラスということで期待に違わぬ深くしっかりと構成の考えられた作品だった。Youtubeのアニメ解説チャンネルでの考察や解説で時代背景や世界観などがさらに楽しめた。丁寧に作られた作品は深掘りができて良い。

◎異世界おじさん
 延期に次ぐ延期で、やっと終わって安心したというのと、心から楽しめる作品に出会えたという喜びがある。正直イメージボードのおじさんビジュアルに最初は引き気味だったのだが、毛嫌いせずに観てよかった。

○便利屋斎藤さん、異世界に行く
 現実世界で不遇だった主人公が、異世界で活躍するという最近よく見かける異世界転生もの。結局、ロボット掃除機は回収できないままなのだね。

○お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
 現代のお伽噺。ニヤニヤしながら観てられる今期の癒し枠。

○解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ
 自分は正当に評価されていない、自分には自分自身もまだ気づいていないスゴイ能力があって、それが生かせる環境にあればみんなに注目されて、慕われて幸せな人生を送ることができるんだ。…なんてことを思っていた時期が私にもありました。

○氷属性男子とクールな同僚女子
 ほのぼのオフィスラブコメディー、石川由衣のクールボイスに癒された。作画はずいぶん線が省略されていてアニメ仕様。エンディングとかCMで見られる原作イラストが高品質すぎて、アニメちょっと残念と感じてしまった。

○とんでもスキルで異世界放浪メシ
 固有スキルが「ネットスーパー」、従魔が最強のフェンリルという、安心して楽しめる異世界転生コメディー。これは独身サラリーマンにスーパーで買い物して自炊をさせようというイオングループのステマだな。気楽に見られて楽しいほのぼのアニメだ。

○異世界のんびり農家
 最初はチート主人公のハーレムアニメのノリだったが、次第に街づくり、外交などシミュレーションゲームの要素が加わり、最後は幸せな生活が描かれるほのぼアニメだった。

○NieR:Automata Ver1.1a
 巷ではかなり評価が高いようだが、それほどワクワクしない。というのも、Youtubeで「映画感覚で観るNieR:Automata」という7時間にも及ぶ動画を観てしまっているため、ゲームの流れを知ってしまっており、手書き2Dの作画より3DCGの緻密な描写の方が馴染んでしまっているというのがある。

○UniteUp!
 男性アイドル物は毛嫌いしていて観たことが無かったが、最近のCloverWorks作品の完成度の高さに期待して視聴してみた。意外といけるぞ、というのが感想。登場人物の描き方も自然だし作画は良く動きも良い。ステージ上のパフォーマンスは3DCGで、まだCG臭さは目に付くが、きちんと楽器を演奏している指元までCGで動かそうとチャレンジしているところは評価したい。ただ、メディアミックスを意識して抜擢した新人の声の演技がちょっと残念。

○最強陰陽師の異世界転生記
 オレサマ最強異世界転生バトルファンタジー。オレサマが最強である処の拠り所を、超越神からのプレゼントとするありがちな設定ではなく、陰陽師の秘術としているところがオリジナリティ。Angelaのオープニング曲が燃える。でも、殺した相手を生き返らせて、無かったことにするのはどうにも納得がいかん。

○スパイ教室
 美少女スパイミステリーコメディーとタグ付けすればよいのかな。回数を重ねるにつれて、登場人物の行動の裏にあるトリックが予想できようになってきて、その答え合わせが楽しめた。

○老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます
 異世界転生でトンデモ商売を始めるお仕事コメディかと思っていたら、何をどう間違えたのか戦争まで始めてしまった。全てが主人公の思惑通りに進んでしまって、安心と言えば安心ではあるが、ご都合主義で共感できないというのも正直な感想。

△冰剣の魔術師が世界を統べる
 ギャグなのか、シリアスなのか、作画の乱れも気になるものの、何だかんだで飽きずに見続けることができた。2期に繋げる気満々の引きだったが、そんなに期待はしていない。

△人間不信の冒険者たちが世界を救うようです
 作画のクオリティが低い。放送していた曜日にあまり観るべき作品が無かったので何となく見てしまったが、胸糞悪くならずに見終えられたのが救いかな。

△アルスの巨獣

 テンポが良かったので何となく最後まで見てしまったが、戦いが続くだけで謎がほとんど解明されないままだった。俺たちの戦いはこれからだ。


2023年1月2日月曜日

2022年10月~12月期アニメ振り返り

 この期は良作が多く、次回を期待しながら一週間待つのが楽しみだった。書き並べてみると、ずいぶんたくさんの作品を見てたんだなぁとあらためて思う。

◎ヤマノススメ Next Summit
 富士山登山を果たせなかった主人公が学校生活を通じて友達に支えられながら成長し、リベンジを果たす物語。作画が良く、山は人を成長させてくれるというのを感じさせられる作品だった。

◎ぼっち・ざ・ろっく!
 今期のダークホース。主人公ぼっちのコミュ障ぶりが尋常ではなく、コミュ力低い私にはグサグサとくる描写がたくさんあった。けれども、努力は人を裏切らないというのがムネアツだった。

◎アキバ冥途戦争
 「萌えと暴力について」というコンセプト、昭和の任侠モノをこんな展開にできるとは夢にも思わなかった。Cygames×P.A.Worksの企画力と実行力にただただ畏れ入った。毎回あっけにとられながら観ていた。

◎Do It Yourself!!

 ものづくり系ほのぼのアニメ。主人公の幼馴染のプリンちゃんのツンデレぶりがいじらしく、オープニング映像で一緒に仲良くしている描写にいつ追いつくのかなぁと期待しながら毎回観ていた。

◎SPY×FAMILY
 第1クールから少し間が開いての第2クール。完成度の高さは約束されていて、期待感が高すぎた感はある。中盤が短編の寄せ集めでスケールが小さくなってしまった感が否めない。いや、でも十分面白かった。

◎後宮の烏
 古代中国の宮廷がモチーフにされていて、どんな話になるのか全く読めなかった。中国時代劇だったら切ってしまうところだったが、幽鬼をめぐるミステリー仕立てになっていて最後まで見続けることができた。

◎転生したら剣でした
 フランの可愛さと剣の親馬鹿具合が微笑ましくて思わず「ガンバレ!」と声をかけてしまいそうになる作品だった。これから更にフランが成長していく姿を見てみたい。

〇虫かぶり姫
 本好きのお姫様が王子様に気に入られて、王宮の中のいざこざを乗り越えて王子様への思いを強くしていくという、良くも悪くもベタな少女漫画展開。ドロドロしたところが無くてスッキリと楽しめた。

〇チェーンソーマン
 地上波・BSで見ることができなかったのでAmazon Primeでの視聴となった。スプラッターで、感受性の若年者には刺激が強すぎるし、フィクションを架空のものとして消化できない年寄りには拒否感が出る、かなり攻めた内容と映像だった。私はもう、後者に近付いていると感じている。

〇新米錬金術師の店舗経営

 娘が頑張って仕事をしているのを、少し心配しながら見守っている父親の視点で楽しめる作品だった。魔法の世界でお金の問題を前向きに捉えて、経営戦略をストーリーの軸に持ってきた良作。

〇勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

 ロールプレイングゲームとかほとんどやったことが無いので「ビーストテイマー」という職業?はこの作品で初めて知った。主人公が純粋な人物でストーリーが順調に進んではるが、見方によれば謎の能力でハーレムを拡大していく、けしからん男の話だった。

〇惑星のさみだれ
 結局最後まで見てしまった。物語のテンポは悪いし、作画も冴えず、動きも悪い。けれども、見てて辛かったりついていけないと思うようなところが無かったから何となく見てしまったのかなぁ。

〇シャインポスト
 途中切れになっていた、最後の3話分が、ずいぶん遅れて放送されて、一応最終回を迎えた。ストーリーの進行に若干強引なところがあってすんなり受け入れられない部分も残ったが、ま、うまく完結してくれた。


◆執筆時点で未終了の作品◆

〇異世界おじさん
 新型コロナの影響だとかで、結局また中断している。そんなに大きなテーマを扱っているわけでも無く、謎解きが気になるわけでも無いが、とても楽しめる作品なので、気長に待つことにしよう。

〇機動戦士ガンダム水星の魔女
 1クールの最終回がまだ放送されていないが、あと1話で完結するような話でもなさそうだ。「ガンダム」というワードはある意味いろんな呪いが込められているのでその中で、道を踏み外さず、学園ロボットバトルアニメにした手腕は評価したい。

〇アークナイツ 黎明前奏
 ゲームの内容をアニメに落とし込んだことが丸わかりの作品で、ゲームをしている人なら楽しめそうな気がする。まだ途中だよね。


2022年10月8日土曜日

2022年7~9月期アニメ振り返り

 この夏は旅行に出かけて1週間テレビを見ていない週があったので、そこでいくつかの作品が淘汰されてしまった、それでも見続けたのが以下の作品


◎メイドインアビス 烈日の黄金郷 
 楽しみにしていた作品だったが、期待に違わず最高のストーリーと作画と演出と音楽で満たされた。これが毎週無料で見られるという幸せ、すべての関係者にお礼を言いたい。

◎リコリス・リコイル
 毎週ドキドキワクワクさせてくれた。動きに切れがあるし登場人物がそれぞれ個性的で魅力的だった。

◎サマータイムレンダ
 2クール目も中だるみなく異形のバトルを楽しめた。タイムリープの駆け引きと謎解きが私にとっては新鮮だった。

〇連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ
 ストライクウイッチーズの派生作品だが最後まで完走できたのはこれが初めてだ。ストライクウイッチーズ×グループアイドルが意外とマッチしていた。

〇私に天使が舞い降りた!(再放送)
 幼女可愛い系のほのぼの作品で、作画は安定していて不安なく楽しめることができた。なんと、今秋劇場版が公開されるらしい。

〇異世界薬局
 異世界転生に医学薬学の知識・知見が散りばめられていて、仕事柄興味をもって見続けることができた。

〇よふかしのうた
 人外とのラブファンタジーとして甘酸っぱい話が続くかと思いきや、後半サスペンス色が強くなって、あれ、これまだ途中だよね、続きはいつ?

〇RWBY氷雪帝国
 オリジナルのRWBYは3Dネット動画としてずいぶん前から知っていた。キャラクターに魅力はあったがストーリーがよくわからなかった。それがアニメになって、何となく最後まで見続けてしまった。RWBYがカッコ良くて可愛い、それだけだった。

〇彼女、お借りします 第2期
 ラブコメだが主人公二人の関係が進展しないまま、周囲がいろいろと圧力をかけてくるのをイジイジしながら見ていた。ヒロインたちは魅力的なのだが、ストーリーが引っ張りすぎてスッキリしないな。

以下は10月に入っても終了していない作品

〇シャインポスト
 作画は良いし、アイドル育成ものとして少女たちの成長が楽しめる作品だったが、9話時点でメンバーの中だけで話が進んでいて外との関わりが薄いスケールの小ささが残念。制作が遅れているようでまだ話中盤。

〇惑星のさみだれ
 原作は割と人気のある漫画だとのことで見続けているが作画はあまり良くないし、ストーリーのテンポもよくない。公式サイトを見てみるとどうも2クール作品のようだ。最後まで見続けられるか、ちょっと微妙。

〇異世界おじさん
 おじさんのビジュアルがキモくて最初は見るのをためらっていたが、面白いという評判で見てみたら確かに面白かった。異世界ものというより、異世界転生を皮肉ったギャグマンガだということに気づいた。この作品もコロナの影響で進行が遅れている。復帰を期待したい。


2022年7月16日土曜日

2022年4~6月期アニメ 振り返り

今期アニメは割と完走できたように思う。作品が安定していたのか、私の日々が落ち着いていたのか…? まずは、冬期からの継続作品 

◎王様ランキング
 絵本のような画と、全ての人が許される世界観、なんかしっくりしないところもあるものの、ワクワクしながら楽しく観ることができた。 
  ○プラネテス(再放送) 
 NHKらしい、真面目に作られた科学アニメ。魔法とか超能力とか未知との遭遇とかない分、少し未来の世界を覗き見ている感じが楽しかった。
 
続いて、今期クール読み切り作品 
◎古見さんは、コミュ症です。 
 いろいろと詰め込まれた、学園ラブコメ…と言えばいいのかな。絵はきれい、ストーリーは緩急があって楽しめる。1期がネットフリックス限定で見れないのが残念、何とか見る方法は無いものだろうか。
◎くノ一ツバキの胸の内 
 「からかい上手の高木さん」3期が良かったのでその勢いで同じ原作者のこの作品も期待していた、CloverWorksだし。とにかく登場人物がみんな可愛くて作画がきれいだった。くノ一の里の日常系アニメで、登場人物のキャッキャウフフに癒された。
○パリピ孔明
 今期のダークホース。異世界転生と戦略とアイドル育成をミックスさせた、ワクワク感がたまらない作品。色々とぶっ飛んだ戦略も、あの伝説の「諸葛孔明」なら実現させるんじゃないかと思わせるところが良い目の付け所だったと思う。
○社畜さんは幼女幽霊に癒されたい 
 言ってみれば、幼女幽霊達がバタバタするだけのお話で、新キャラクターが登場するぐらいしか話は進まないし、作画は雑だし、ナレーションの“今週の「可愛い。」”も違和感があるし。でも、なんだか切らずに最終回まで見てしまった。これが、癒し?
◎阿波連さんははかれない 
 まずは「あはれん」が読めなかった。最初は「ライドウ」の行動も女子に対してちょっと無自覚すぎないかと違和感を覚えた。ただ、話が進んで阿波連さんが「人との距離感がはかれない」特性を持つワケアリ女子という設定が馴染んでくると、日常系ラブコメとして楽しめた。最後の方に出てきた妹と弟はやりすぎな感じはあるけど。
◎可愛いだけじゃない式守さん 
 色遣いがビビッド過ぎて最初は見るのを控えていたが、一度見始めると「オトコマエ」な彼女の行動と乙女心のギャップにやられてしまった。彼氏(和泉くん)の「不幸体質」という設定はご都合主義すぎて、違和感があるのだが、式守さんの心の揺れはなかなかキュンとくるものがあった。後半の狼谷(かみや)さんとの絡みやリレーで頑張る八満(はちみつ)の話など、いい青春ドラマだなと思わされた。

そして、今後も期待の2作品
◎SPY×FAMILY 
 放送前から期待が高く、その期待にしっかり応えてくれた作品。製作費もそれなりにしっかり掛けていそうで、脚本、作画、音楽、声優など全てにおいてハイレベル。秋に始まる第2クールが実に楽しみ。
◎サマータイムレンダ
 謎解きを楽しむミステリーサスペンスかと思っていたら、いつの間にか時間ループSF作品になっていた。二期では音楽まで「シュタインズ・ゲート」ぽくなってしまっている。これからどう展開するかわからないので、Youtubeの深読み解説動画などの助けを借りて見るという新しい視聴スタイルが身についてしまった。

2022年4月11日月曜日

2022年1~3月期アニメ振り返り

 また新しい季節が巡ってきた。年度末~新年度は忙しすぎて、まだ全然落ち着かない。おまけに雪も多かったし、大きな風が吹いてアンテナの方向が変わってBSが見られなくなることも何度かあった。そんな逆境を乗り越えて完走したアニメと、現時点で見続けている作品を記しておく。

明日ちゃんのセーラー服
 アニメをリピートして観たのは久しぶりだ。作画が美しいだけでなく、ストーリーも演出もすべてが高次元で完成されている、アニメを超えた、「芸術」と呼んでもよいほどの作品だった。個人的には、オープニングの机の木目模様(テクスチャー)だけで、「これはタダモノではない…」とヤラれてしまったが、本編のこだわりも相当なものだった。

その着せ替え人形は恋をする
 今期の覇権を争った作品。明日ちゃんと同じくCLOVERWORKSの作品で、土曜日の深夜にこの2作品が連続して放映される幸せ。録画でなく、リアルタイムでアニメを見たのも久しぶりだ。こちらの作品は作画がよいのはもとより、物語のテンポがよくて楽しく、毎週楽しく観ることができた。

からかい上手の高木さん3
 高木さんは1期は見ていたが、2期は話が変わり映えしないような気がしてパスしていた。それが、3期では何となく最終話まで見てしまった。いったい何が違ったのだろう、私の心境なのだろうか、作品のテイストが変わったのだろうか。

スローループ
 特に何が良かったというわけでも無いのだが、これも何となく毎週、結局最終話まで見てしまったほんわか「きらら」アニメ。作画は安定していた。「釣り」が物語の軸にはあったが、友情や親子関係、クラフト、料理、ジェンダーその他もろもろいろんな要素が散りばめられていて飽きずに観ることができた。

現実主義勇者の王国再建記 第二部
 実はこの作品は最終2話をまだ見ていない。風でアンテナが動いて録画ができていなかったのだ。見逃した作品は大抵はネット配信で見るのだが、この作品はネット配信はFOD独占だったので、見ることができないまま宙ぶらりん状態だ。最近他のネット配信で有料配信も始まったようなので観てみようかな。

86-エイティシックス-
 こちらは逆に、最終2話が放送延期になって、3月末になってようやく完結した。なかなか重い話でどう決着するのか不安半分で見ていたのだが、主人公がちゃんと仲間とともに未来に目を向ける流れになって、良い終わり方をしたと思う。

プラネテス(再放送)
 先ほど検索して、この作品、実は再放送だということを知った。実にNHKらしい、真面目できちんとしたアニメらしい作品だ。私の時間軸ではまだ完結していないので、最後まで続けて観たいと思っている。

王様ランキング
 こちらも、私のタイムラインではまだ15話までしか見られていない。見ようと思えばAmazonPrimeで最終話まで観られるのだが、なかなか面白い作品なので、こちらのオンエアーに合わせて毎週一話ずつ見て行こうと思う。

2022年1月15日土曜日

Android スマホにしてみた

 妻が、使っているAUの折り畳み携帯電話をUQモバイルのスマホに乗り換えることにした。機械音痴の妻が新しスマホ に乗り換えて、使い方のわからないことをあれこれ私に訊いてくることが容易に想像できた。そこで、私がSIMを入れずに山歩き用のGPSとして使っていたiPhone8を妻に譲ることにした。妻はiPadを使っているので(これも私がすべてセッティングしたものだが)、これなら基本的な操作は訊かれずに済むだろうという思惑だ。ちょうど12月が妻の誕生月なので、「じゃ、誕生日プレゼントはこれで」ということに。若干不満そうな表情ではあったが、だからといって何が欲しいといういうものも無さそうで、それで話がついた。

 私のGPSを何とかしなきゃいけないので、GPS用に使える安い中古スマホを探してみた。ついでなので、私の3G折り畳みケイタイもスマホに乗り換えてみようと検討した。私がこれまで3G折り畳みケイタイを使い続けていたのは、私はモバイルデバイスとしてiPadmini(5)を使っていて、電話の使用頻度が高くないので、スマホにする必要性を感じていなかった。ケイタイプランはSoftbankのホワイトプラン、ひと月の料金は千円ちょいだ。一週間カバンの中に入れたままで週末に着信履歴に気づくことも多かった。そんな状況なので、バッテリー持ちの良くないスマホは困る。色々調べて、SHARP(現在は台湾資本)のAQUOS SENSE4lite(Rakuten mobile SIM free)をヤフオクで\16K余りで入手した。それに合わせてSoftbankの契約をLINEMOに乗り換えた。年末からその手続きや設定などを進めていてひとまず落ち着いた。箇条書きで備忘録を記しておく。

Softbank→LINEMO乗り換え手続き

  • Softbankは2023年に3G通信終了となる…乗り換え検討
  • ホワイトプラン2年縛り契約が有効、切り替え時期は2022年6月のため解約手数料約\1万かかる
  • SoftbankからY!mobileまたはLINEMOへのMNP乗り換えは解約手数料不要
  • LINEMO解約の場合は解約手数料 \0 …とりあえずLINEMOにMNP転出してそのうち別のMVNO移動を検討
  • LINEMO手続きは店頭ではできない。全てWEB上で手続きを行う。
  • SoftbankのサポートCHATは最初ペッパー君が対応、よくある質問の選択肢を選ばせるだけで埒が明かない。2度目にトライしたらオペ―レーターが対応してくれて解決した。
  • LINEMOへの乗換手続きで「Softbank回線で手続きを」と記載されている操作が、ガラケーでは手続きできない。サポートCHATで問い合わせたところ、Softbank回線でなくても手続きができるとのこと。→PCで手続き完了
  • 交換機用暗証番号→契約時に登録した4桁の数字が必要
  • 本体セキュリティ暗証番号 →Softbankは「9999」が初期設定らしい
  • 契約したLINEMOは3GB \990(税込)プラン
  • 5分以内の国内通話定額(\550/月)が1年間無料キャンペーン中…とりあえず設定しておいて、一年後に再検討することに。
  • LINE連携するといろいろと便利らしいが…いろいろあって、LINEは今のところ使っていない、どうしようかなぁ

AQUOS SENSE4lite(Android11)設定など

  • iPad(iOS)とAndroidで共用できるアプリを導入してiPadとスマホの両方で利用することを試みる
  • 導入したのは ヤマレコ、Geographica、スーパー地形図、AR山ナビ。facebook、recemaru、THETA、DJI Fly
  • 住所録はなぜか自動的に電話帳に登録された→Googleドライブに保存されていたらしい?
  • リマインダーはGoogleToDoリストに乗り換え
  • プリインストールされているARナビ「エモパー」が割と煩わしい…OFFに設定
  • 電源投入時にRakutenMobileロゴが出るのがちょっと嫌なのだが、これを変更するには端末のroot化が必要とのこと。…もう少し慣れてからにしよう、そもそも電源を完全にオフにすることも少ないし。

iDアプリ登録手続き

  • お財布ケイタイが使える機種なので、これまでカードで利用していたiDをスマホで使えるように手続きをしてみた…アプリ導入
  • iD(カード型)でiD(スマホ)の登録はできない←ゆうちょカードサポートオペレーター電話回答
  • 申請書で改めて申し込むところ、この電話で手続き完了、審査のうえ、登録番号の入った書類が届くとのこと …3週間ぐらい経つがまだ届きません…?


2022年1月10日月曜日

2021年10~12月アニメ振り返り

 

 BD+HDDレコーダーにアニメが自動的に録画される設定にしているが、放送されるアニメが多すぎるので1クール完走できる作品の数はそれほど多くない。これまで、特に印象に残ったものだけこのブログに感想を記していたが、2021年秋アニメについてはクールが終わった段階で1クール最後まで見たアニメを記録しておきたい。このクールについては完走作品は7作品だった。

海賊王女
原作は中澤一登×Production I.G、音楽が梶浦由記のオリジナルアニメーション、作画のクオリティーは高く、ストーリーも胸躍る冒険活劇。西洋と東洋の融合、潜水艦、輪廻と運命、いろいろなことが楽しめる作品だった。1クールで完結してスッキリ。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール
巷でも評価の高かった異世界転生ものの本命アニメ。作画は安定しているし、よく考えられた構成でいろいろと感心するところはある。

サクガン
Project ANIMA 第一弾「SF・ロボットアニメ部門」という肩書が光る作品。ロボット冒険アニメ、地下世界という設定がわくわくさせる。娘を持つ父親の気持ちには少し共感できるところもあったりして。まだ話が途中なので、次の第二期もにも期待したい。

takt op. Destiny
制作がMAPPA+MAD HOUSE という、かなり気合の入った作品。ゲームの世界観をアニメにしました、というだけの作品ではあるが、オープニングがryo (supercell) feat. まふまふ, gaku、エンディングが中島美嘉というだけで満足。

結城友奈は勇者である-大満開の章-(ゆゆゆ)
このシリーズはファーストシリーズから視聴しているが、ストーリーはなかなか重い。毎回見るたびに打ちひしがれてぐったりする。けれども絵が奇麗なので頑張ってみてしまう。今回、きちんとストーリーが完結して安心した。

月とライカと吸血姫
現実のアメリカとソ連の宇宙開発競争に吸血姫を絡ませてきた、なかなか良い着眼点のストーリー。舞台がアメリカサイドではなくソ連サイドであることも新鮮だった。大きなどんでん返しがなかったところは少し物足りない感じもしたが、最後はハッピーエンド終わってほっとした。

86-エイティシックス- 第2クール
第1クールから見ていたが、これもなかなか重い話、第1クールとは舞台(所属する国)が変わって、物語の焦点も変わってきたが、蜘蛛型のロボット兵器がチャカチャカと動く様がなかなかキモカッコイイ。実は最終2話が制作上の都合で放映延期になっているのが残念。

2021年9月18日土曜日

パシフィック・リム

 

 YouTubeの岡田斗司夫チャンネルで「パシフィック・リム」という実写ロボット映画が熱く語られていた。連休で天気も悪いことだし、調べてみるとAmazonPrimeビデオでサブスク公開されているので見てみることにした。映像をしっかり見たかったので、音声は吹き替え版にした。

 なかなか面白かった。日本のロボットアニメや怪獣映画を下地に、ストーリーをアルマゲドンのようなハリウッドSF仕立てにした「努力・友情・勝利」の物語だった。監督のギレルモ・デル・トロが日本の特撮やアニメへの造詣が深いことがよくわかる。実写ロボットものでありながら違和感や不自然さをほとんど感じさせない、日本のロボットアニメを超豪華に作った作品を見させてもらったという感じだ。

 「ロケットパーンチ」には笑ったし、芦田愛菜がこんなところに出てたのか、という発見もあった。 カイジューの口が大きく裂けるのはビオランテを彷彿とさせたし、原子力を使うことで放射線で被爆することからも目を逸らさずに描いているところは好感を持てた。

 この映画の続編があるらしいが、あまり評判が芳しくないようで観るのは保留しておこうと思う。