出張で県外に来たついでに振り替え休日を一日とって,今日は一日オフ日とした。岐阜県大垣のあたりで珍しいものはないかと探したが,取り立てて興味を引くところが見つからなかった。「奥の細道むすびの地」というのが一つの観光目玉のようだが,僕にとってはそれほど興味をそそられない。「そういえば…」と,昔雑誌に取り上げられていたちょっと変わった公園のことを思い出した。“天命反転地”という現代美術公園だ。調べてみると大垣から電車に少し乗れば行けるらしい。一度行ってみたいと思っていたところだがなかなか来る機会が無かった。こんなチャンスもう二度と無いかも。
やってきたのは「養老の滝」で有名な養老町,駅から程近い「養老公園」にそれはあった。けれど,人がほとんどいない。確かに大きなアートではあるが,写真で見たほどの異空間感はなかった。何でだろうかと考えたら,昔と比べると木が大きく成長していて森の中に古代の遺跡が埋没している感じになっているからだった。森や茂みを書き分けて行くと,突然異形のオブジェが現れる。それはそれでワクワクするのだが,全体を見回して「おお,これは…」と言う感じでは無くなっている。そんな所を2時間ほど歩き回っていた。あー,暑かった。
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